「ともかくストーンヘンジの作業を再開だ」
「崩壊の危機だったのじゃないの?」
「今日は木工用ボンド速乾を買ってきた。各パーツをそれで固定し始めている」
「そうか」
「一部は、思い切って切り捨てた」
「なぜ?」
「地面に接している部分はボンドでがっちり固定できるなら無くてもいいと思って、構成が曖昧になっている部分を思い切って切り捨てた」
「その方がシャープに組めそうってことだね」
「かもな」
「それだけ?」
「あとは固定に輪ゴムと洗濯ばさみも動員して現在乾燥中。全てのパーツをまだ対処しているわけでもないけどね」
「しかし、凄い手間になってるね。ここ数日、これにかかりっきりでACE COMBATをプレイしてないでは?」
「ああそうだ。でも、エースコンバッ道を邁進している実感はある。ストーンヘンジとはそういうものだ」
「機銃でいともあっさり撃破できるほど慣れ親しんだ古女房も同然ってことだね」
「まさに。ストーンヘンジ攻撃に出撃した回数は数え切れない」
「偵察機の帰還は?」
「たぶん、もっと回数が多いと思うけどな」
「ぎゃふん」